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不登校・不登園ついて

Q & A
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Q1. 何日休んだら不登校?

A. 文科省によれば、病気や経済的理由によるやむを得ない理由をのぞいて、学校に行けないことが年間30日以上ある児童のことを不登校児童(生徒)と呼びます。ただし、この30日という区切りは行政的な分類であって、個人においては欠席が20日でも不登校です。登校できない明確な理由なく数日連続して欠席する、あるいは断続的に欠席を繰り返す場合には何らかの対応が必要です。

最近では幼稚園や保育園に行くのを渋る。あるいは連続して欠席しているという相談も多いです。園に行くのは義務教育ではありませんが、多くの場合、放置しておくと就学後の不登校につながるので早い段階での介入をオススメします。一般的に年齢が低いほど改善も早いです。

Q2. 子どもが不登校になったら親はどうすればいい?

A. 不登校はひきこもりと同じで、あくまでも状態像であり、そうなるまでには人それぞれ、各家庭それぞれの事情があると思います。不登校への対応で重要なのは(他の場合も同じですが)個別の視点です。また、不登校になった場合、不登校のきっかけと不登校を維持している要因は異なっていることが多々あります。杓子定規な対応は避けるべきでしょう。

個別の視点が必要なので、実際のご相談内容に応じて様々な対応があり一言では説明できませんが、共通して必要な情報として、不登校児童・生徒の学力、友人関係(社会的スキル)、いじめの有無、家庭での過ごし方、家族構成などがあります。また「見守りましょう」「本人が行く気になるまで待ちましょう」的な無策な対応もオススメしません。

Q3. 子どもと直接カウンセリングをしてもらえますか?

A. 年齢に応じて異なりますが、基本は保護者の方との面接を重視しています。理由としては次の通りです。

REONでは、応用行動分析学に基づいた視点で支援を提供しています。特徴としては、お子さんの様子や訴え以上に、生活環境や周囲の対応を重視します。どんな環境で何が起きていて、お子さんがどんな反応をしているのか、それに対して周囲がどんな対応をしているのか等の情報を保護者や周囲の方から聞き取ります。もちろん、お子さんがどんな訴えをしているか、どんな思いを持っているのかについて無視するわけではありませんが、「お子さんの気持ちに寄り添う支援」「しばらく様子をみましょう(無期限の様子見)」といった支援とは一線を画しています。

お子さんの問題で相談に来られる場合、一番困っているのはお子さん自身かもしれませんが、その困っている事柄に対する相談への動機づけが高いのは保護者の方です。例えば、学校に行けない不登校のお子さんの場合、本人も困っているでしょうが、だからと言って登校するために相談を継続して苦手な状況に継続的にチャレンジするかと言えば、それはとても難しいことです。その状況で、カウンセリングにて本人とセラピストが話し合ったり遊んだり、何か課題をしただけで解決するようなことは(ないとは言いませんが)少ないのです。そこで、ご相談に際しては保護者の方との話し合いをお子さんとのやりとり以上に重視しているのです。

REONカウンセリングの方針について、さらに詳細な説明

Q.4 他の相談機関で、「子どもが学校に行かない理由を共感的に聞いてあげて、本人が行きたいという気持ちになるまで休ませましょう」「子どもの意見を尊重しましょう」「学校に行く理由を子どもが理解し納得することが重要」と言われました。それで理由は聞きましたが首を横に振って答えません。再度相談をしたら「お母さんが器を大きくすることが重要」と言われました。

A. 何をもって「器が大きい」とするのかわかりませんので否定も肯定もできませんが、せめて当相談室ではそのように曖昧な表現でごまかすことはしません。そして「子どもが行きたいという気持ちになる」ように環境設定を一緒に考えます。

A. 一方で「子どもの意見を尊重しましょう」「学校に行く理由を子どもが理解し納得することが重要」については、明確に反対します。子育ての一場面で、子どもの意見を尊重したり、子ども自身が理解、納得して何かを始めることは重要なこともあるかもしれません。ただしそれは不登校の子に再登校を促す場合に必要なことではないと考えます。「では具体的にはどうするのか?」については個別に異なりますが、お子さんを言葉で説得しよう、納得させようと頑張られているのにうまくいかない場合には他の方法を考えましょう。

次の記事もご参照ください。
ひきこもりからの脱出(REONカウンセリングのブログ記事)

お年玉の使い道(ブログ記事:子どもの小遣いにまつわる話)