REONでは一般の子育て相談(子どもの癇癪や暴力、不安症、その他の相談)から自閉症スペクトラムに代表される発達障害のお子さんや、発達に心配な点がみられるお子さんに対してABA(応用行動分析学)に基づく療育指導や家庭における対応についての支援(コンサルテーション)を行っています。言葉の遅れ、視線が合わない、落ち着きがない、他者に興味がない、激しいこだわり、激しい癇癪など、発達の遅れが気になるお子さんや、不安が強く親から離れられない、外では話せないといった問題に対して有効な方法を提供します。

療育指導の場合、個別にプログラムを作成し、言語面、学習面、余暇活動、問題行動など生活場面における問題について取り組みます。たとえば、ことばの遅れがある場合には言語訓練、計算が苦手な場合には計算・算数の学習、着衣に困難がみられる場合には服を着るなど身辺自立の練習、対人関係が苦手なお子さんに対してはコミュニケーションの練習などです。単純に苦手の克服だけを目標とする支援ではなく、ポジティブ行動支援(PBS)の視点で行なっています。

また、REONでは、家庭における対応の支援(コンサルテーション)を重視しています。理由は、お子さんと長く過ごせて影響を強く与えられるのは通常はご両親だからです。ご家庭で有効な対応ができれば、お子さんの発達・成長が劇的に変わります。

療育訓練や発達相談を希望される場合には、『幼少期から児童期のお子さんへの対応についてをご確認いただき基本的方針についてご理解ください。

発達の遅れ、ことばの遅れ、癇癪や暴力、場面緘黙、不登校、登園しぶり、ひきこもり、子どもの不安症などの問題に対応しています。