【コミュニケーション講座開催報告】聞き手の練習

主に社交不安、対人緊張などで困っている方を対象に実施しているコミュニケーション講座です。
6月6日(土)は、「聞き手としての質問行動」に焦点を当てて練習を実施しました。

今回の講座内容は、以下の5つでした。

  1. 近況報告
  2. 聞き手練習(練習前の状態の確認)
  3. 質問行動の心理教育
  4. スモールステップで練習
  5. 聞き手練習(練習後の変化の確認)

4つ目以降の実践練習では、スピーチや会話の中で聞き手がどのように質問をすればよいかに特化して取り組みました。

「相槌を打つのは得意だけれど、自分から質問するのは冷や冷やする」

「何をいつ聞けばいいか分からなくなる」

といった悩みは、対人緊張を抱える方に非常に多く見られます。
今回は心理教育を交えながら、段階的に質問を投げかける練習を行いました。

練習前と練習後で、参加者の方々から以下のような気づきや変化の感想が挙がりました。

Aさん:「質問の内容やタイミングが分からない」

「練習前は、本筋から外れることやタイミングを気にして質問に苦手意識をがありました。しかし練習後は、『本筋に関係ない質問をしても会話が成り立つとわかった』『聞き手でありながら、自分も話に加わっている感覚があり満足度が高かった』という感想がありました」

Bさん:「予測できない流れになるのが不安」
「他者が質問している時にどう切り込むか難しさを感じていました。練習後には会話中に自然な表情で反応できるようになりました。さらに深掘りする質問もできるようになり、最初よりも質問に対するハードルが下がった感覚があります」

Cさん:「相手がこれから話す内容と被りそうで怖い」
「やる前は質問をためらっていました。でも、練習することで、人の話に対して笑顔で耳を傾け、会話の合間にしっかりと自分から質問で切り込むことができるようになりました」

今回の講座を通じて、参加者からは、これまで日常場面では実行したことがない質問行動を練習・実践することで、「思っていたよりも抵抗が少ない」「自分も会話に参加している実感が得られる」などの肯定的な感想をたくさんいただきました。

次回の開催は、7月4日(土)15時30分からです。
ご興味のある方は、以下のリンクより詳細をご確認ください。

▶︎集団プログラムの紹介