5月9日(土)に「学生の集い」を開催しました。
学生の集いは、中学生年代から大学生年代(22歳まで)を対象に、
学校生活におけるコミュニケーションを振り返り、練習する場として実施しています。
今回も、以下の流れで行いました。
- 近況報告
- 最近、学校で困ったことの共有
- テーマに沿った実践練習
① 近況報告
はじめに、ゴールデンウィーク中の出来事について近況報告を行いました。
今回は、話を聞くだけでなく、
相手の話に対して必ず質問をしてみることも意識しました。
自分の話をするだけでなく、相手の話を聞いて質問することで、
会話を少し広げる練習にもなりました。
②実践練習
今回は、前回に引き続き、会話における「聞き手」の役割に焦点を当てました。中でも、実践練習では、話を聞くときの相槌をテーマにしました。
話を聞くときには、うなずいたり、声に出して反応したりすることがあります。
ただし、相槌は多ければよいというものでもなく、
過剰になると不自然に感じられることもあります。
今回の参加者からは、
普段は「うなずき」はしているけれど、
「うんうん」「へえ」など、声に出して相槌をすることは少ないという話がありました。
そこで、まずは普段どのような相槌を使っているかを確認しました。
その後、話し手と聞き手に分かれて、
聞き手はあえて相槌の種類をしぼりながら練習を行いました。
たとえば、
- 「うんうん」と言ってみる
- 「へえ」と言ってみる
- うなずきと声の反応を組み合わせてみる
といった形で、いつもとは少し違う反応を試してみました。
練習では、あえて「へえ」だけを使って聞いてみる場面も作りました。
普段あまり使わない反応だからこそ、参加者からは、
「会話の邪魔をしないようにした」
「内容に合わせて何を言うか、すごく考えた」
といった声も聞かれました。
③ ふり返り
練習後には、参加者から、
「いつも使わない反応をしたから違和感があったけれど、レパートリーが広がった気がする」
「話す側になったときには、『へえ』と言ってもらえるとうれしい」
といった感想が聞かれました。
一方で、普段あまり使わない相槌だからこそ、
「会話の邪魔をしないようにした」
「内容に合わせて何を言うか、とても考えた」
という声もありました。
相槌は、相手の話を聞いていることを伝える大切な反応です。
しかし、実際の会話はテンポよく進んでいくため、毎回「何を言えばよいか」をじっくり考えていると、
相槌を入れるタイミングを逃してしまうこともあります。
スポーツでボールが来たときに、その場ですべてを考えてから動くのが難しいように、会話の中でも、まずは試してみることが大切です。
もちろん、考えること自体が悪いわけではありません。ただ、「間違えないように考え続ける」だけでなく、実際に声に出して反応してみることで、少しずつ使いやすい相槌が増えていきます。
学生の集いでは、今後もこうした練習を通して、「失敗OK」な環境の中でコミュニケーションを試してみる機会を作っていきたいと思います。
次回の開催は、6月13日(土)を予定しています。
ご興味のある方は、以下のリンクから詳細をご確認ください。
