【恐怖症とは】

恐怖症とは、正式な診断名は「特定の恐怖症」「限局性恐怖症」であり、広範囲に恐怖対象が広がっているパニック障害や社交不安障害、強迫性障害などと区別されています。 正確な診断は必要ありませんが、注射恐怖や嘔吐恐怖、閉所恐怖などの事例があります。

→不潔恐怖や縁起恐怖など強迫性障害の俗称としての「◯◯恐怖」もあります。その場合には強迫症や強迫性障害を参照してください。

→乗り物恐怖や閉所恐怖などの場合、例えば、パニック発作を恐れて車の運転ができないということであればパニック症の項目を参照してください。

  • 注射針を見ると気が遠くなる、血の気が引く。
  • 昆虫に対して反射的にのけぞったり大声をあげてしまう。
  • 他者が嘔吐したり、餌付くような姿勢をとっていると自分も気持ち悪くなる。
  • 自分が吐いたり嗚咽したりするのが怖いので、外食できない。
  • エレベーターや窓のない狭い部屋に入るのが怖い。
  • 雨の日には雷が怖くて外出できない。

【恐怖症の原因と心理治療】

原因は他の不安症と同様に明らかになっていません(統一的な原因が明らかになることはないでしょう)。遺伝的要因、生育環境などにも影響されなす。いずれにしても、恐怖症以外に問題がなければ、治療方法はエクスポージャー(曝露)法が有効です。個別の相談に応じて方法を組み立て、一緒に取り組んでいくことで改善します。

【過去の相談事例の口コミ】

30代女性

長い間、恐怖症で悩んでいました。生活がしづらくなり、精神科へ通ってみたものの、薬の処方だけで余計につらい思いをしました。
REONさんに通うことにも勇気がいりましたが、先生と話せてずいぶん変われたと思います。
もし同じように悩んでいる人がいたら、通ってみてほしいです。


30代男性

30台男性。幼少期から、特定の生き物に出会ったときに極度の恐怖反応が出てたり、出会うのではという不安で行動が抑制されてしまったりしていました。何とかしたいと思いながらも具体的な解決策もわからず、大人になっても問題が継続したままの状態で、reonカウンセリングの存在を知りました。丁寧に話を聞いて、何が問題か、これからどのような取り組みをしていけばよいのかを分かりやすく指南してくださり、目をそらし続けていた長年の悩みに正面から向き合うことができました。取り組み始めて約1年で、その生き物に出会っても冷静に対応できるようになり、恐怖症が治りました。仁藤先生、ありがとうございました。